2025(令和7)年10月7日(火)、弘前高等学校の2年生4名が弘前大学の保健学研究科と被ばく医療総合研究所を訪問しました。
今回の見学は、弘前高等学校の「総合的な探究の時間」において研究課題に放射線を選んだことに伴い、保健学研究科の教員らが放射線測定に関する相談を受けたことがきっかけです。その後、同研究科所属の細田 正洋 教授及び小山内 暢 助教は生徒達と数回の打ち合わせを重ね、保健学研究科の放射線測定器の貸し出しなど調査協力を行いました。
見学当日は、生徒たちに発表会に向けて準備したスライドを使ったプレゼンテーションを行ってもらい、細田教授及び小山内助教からデータ整理や測定結果の解釈などについての助言が行われました。
さらに、被ばく医療総合研究所の見学も実施しました。生徒たちは、床次 眞司 研究所長から研究所の概要について説明を受けた後、同研究所所属の各部門の教員や大学院生から装置や研究テーマについて説明を受けました。生徒達からは「すごく大きな機械がいっぱいあり驚いた」といった感想が寄せられました。中には、弘前大学を志望している生徒もおり、床次研究所長からは「この経験をきっかけに将来の可能性を広げてほしい」と激励の言葉が送られました。